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ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

アワダチソウグンバイ?  

いつぞやも見たが、久し振り。
洗濯物を取り込む時についてきた。腕にとまってフルフルフルフルと高速小刻みにその場で動いている。そして静止。ファ…と飛びそうになりつつも腕にとどまる。歩く。フルフルフルフル。
何となく、グンバイっぽいような。

3ミリくらいかな。撮って拡大してやっと姿形が見えた。
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【多分、アワダチソウグンバイ。害虫らしい】
複雑で美しい、不思議生き物。グンバイムシは日本に70種くらいいるらしい。グンバイムシハンドブック、あれば買う。

category: 虫など

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スカスカスイカのココナッツミルクシャーベット  

暑中お見舞い申し上げます

自転車族の味方、小玉スイカ。持ち運びが楽で保管も場所をとらず、優秀だよね。
ひと夏に数回買うのだが、この度は切ってみたら残念スイカだった。

ぱっと見は赤くて美味しそうだが。
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【スカスカで、種周りの肉質がぷるん!?】
因島産なので、先の豪雨の影響とか?
やー、どうしようかな。ん、甘い。甘さはしっかりしている。食感がアレだが捨てるのも勿体無い。

思い切って変身させよう。
・ボウルに果肉をかき出して、種が気になれば取り除く。
・ミキサーは面倒なので、手でグチグチ握り潰す。というか、ミキサーかけたら種も粉砕されてしまうよね。あまりにもぷるんとしてキモい部分は捨てた。
・ココナッツミルク大さじ4~5(適当)と塩ひとつまみ、クエン酸ほんのちょっぴりを加えて混ぜる。
・バットに流し入れて冷凍庫で数時間凍らせ、完成。

おー、上等なおやつに生まれ変わったではないか。おいしい。
柑橘果汁があれば味がしまったと思うのだが、無かったのでクエン酸で代用した。スイカ自体が甘かったので砂糖などは入れずに。
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【見た目ねぎトロ】

夏場はタイカレーをよく作るのでココナッツミルク缶を常備しているのだね。
スカスカスイカに当たったら、また作ろう。

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『ファミリー・ライフ』アキール・シャルマ 小野 正嗣(訳)  

誰もが想像したことがあるのではないか。
ある日突然(なので自然な加齢によるものではなく)自分が、もしくは家族が寝たきりになってしまったら。その時自分は。

インドからアメリカへ渡った移民家族の日常が、ある夏の事故をきっかけに一変する。
寝たきりになった兄、介護に追われ酒に逃げる父親、兄を偏愛する母親。怪しげな様々な人がやって来てはいつしか去って行く。祈り、時には神と対話し、先が見えない闇の中で少しずつ成長する「僕」の自伝的小説。

救いがないように思えるが、後半で「僕」が出会った本をきっかけに一気に物語は動き出す。
悲しい物語なのだが、希望もある。
そして訳者あとがきも必読です。

それから、残念ながら物語の最後の一行の意味がわからなかった。
大切な一行の筈なのだが…。

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『増補 光州事件で読む現代韓国』真鍋祐子  

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』の映画レビューサイトで、紹介されていた本。実はもう一冊、別著者による物語仕立ての本も読もうとしたが、そちらは挫折した。

この本も、ちょっと難しかったのでざざざっと目を通した感じ。時間をかけたのにざざざ。
その時日本ではどのように報道していたのか、は図書館の新聞データベースで少しだが調べた。しかしなぜ光州だったのか?がやはりわからなかったので引き続き。
※全羅道(チョルラド)=光州市含む行政区分。〇〇道、は日本の〇〇県にあたるのかな?

●なぜ光州か?そして光州事件勃発のきっかけは
①全羅道は経済発展から取り残され、冷遇政策からくる貧困と鬱憤があった。
 →1961年以降、歴代政権はどれも慶尚道(キョンサンド)出身者たちが握っていた。
②事件直前の光州の学生たちによる“たいまつデモ”は市民らの共感をよび、学生と市民が一体化した。
 →光州以外の地域では市民の呼応が得られないなどの要因により学生デモが中断された。
③そもそも、全羅道には「抵抗の伝統」が根ざしている。例えば甲午農民運動(1894年)や光州学生運動(1929年)など。
金大中釈放を求め、人びとが血を熱くして抗争に参加していった。
 →全斗煥(チョン・ドファン)将軍が逮捕した金大中(キム・デジュン、民主化運動家で後の大統領)は全羅道出身。

一周忌に遺族たちによって行われた哀悼の儀礼が、後に学生や労働者などの運動家たちにとっての重要な行事、光州巡礼へとつながった。
「現地の人と直接会って現実を受けいれることが巡礼の目的であり、死者の崇拝や偶像化が目的なのではない。歴史の発展のため、われわれはこれからどうすればよいのか、考えてみる機会になった」という巡礼に参加した若者の言葉を心に刻みたい。

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1980年 韓国光州事件、当時の日本の新聞  

半月以上前に書きかけてそのままにしてしまった。ようやくアップする。

光州事件を扱った映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』を観て、理解が及ばない点があったので復習。

●ざっくりと流れ

1979年10月 朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺

民主化要求の動きが活発化、政情混乱

全斗煥(チョン・ドファン)将軍が金大中(キム・デジュン)ら大物政治家を逮捕するなどして民主化に歯止め
全土に非常戒厳令

ソウルや光州市などで戒厳令解除を求めた学生・市民がデモ

●当時の日本の新聞は

図書館にあったのが朝日新聞データベース(聞蔵・きくぞう)のみだったので、他社は未読。
特派員氏の文章が伝聞なのは、現地に入れなかったからでしょう。警察などの発表をそのまま記事にしたという感じなのかな。
ロイター記事はもしかして映画に登場したドイツ人記者経由の可能性もあるのか。

ちょっとだけ抜粋。

〈1980年5月19日・ソウル特派員〉
学生街頭デモ 機動隊と衝突 韓国光州
“ソウルに伝えられた情報によると(略)警察機動隊と衝突、投石戦の末、市内の警察署一ヵ所を襲撃、器物などを破壊した。また、学生たちは警察のバスを転覆させた、という”

〈1980年5月21日・ソウル特派員〉
光州の騒動激化 放送局炎上
“学生らの反政府デモは(略)一般市民をまき込んで軍、■(判読不可)の部隊を相手に投石をつづけるなど~”
“兵士が学生を引きずり出して、こん棒などでなぐりつけた”

〈1980年5月21日・ロイター〉
デモ死者は十人?光州の学生側情報
“これらの死者はデモ鎮圧に当たった韓国空てい部隊の兵士による■棒の乱打の犠牲になったといわれる”
“〈注〉ソウル発のロイター電はさらに(略)八十九人の遺体があると伝えているが事実の確認はとれていないとつけ加えている”

〈1980年5月23日・共同〉
朴首相TV談話要旨
“光州は現在軍、警察がない治安不在の深刻な状態だ。治安不在とは一部不穏分子が官公署を襲い、放火したり武器を奪って軍に発砲しているなどの状態のことだ。しかし軍、警察は政府の発砲禁止命令で発砲せず~”
“善良な市民たちは暴動に参加せず、忠実に職務に遂行しており”
“問題は武器を所持する少数の反乱暴徒が市民を脅迫し、デモに参加するよう強制しているということだ”

〈1980年5月23日・ロイター〉
全斗煥司令官辞任など要求 光州のデモ
“デモ隊が掲げているこのほかのスローガン、要求は次の通り。
(略)一、マスコミによる光州事件の報道 
   一、発砲の即時停止
   一、政府、マスコミよる(略)住民感情に関するわい曲の中止


概ね映画で描かれていた通りで、報道規制効果(?)もあり「暴徒化した学生・市民デモ隊が警察を襲う」論調かな。
抜粋を控えたが、正視に耐えない惨たらしい描写もあり、「この映画はまだまだ生ぬるい。現実はもっとひどかった」という記事を何かで読んだがその通りだったのではと想像する。

報道をそのまま鵜呑みにするおそろしさは今にも通ずる。しかしよくよく見るとデモ隊側の“発砲の即時停止”という要求項目があったりして、ということは現実はどうなっているのか?と考えるきっかけを与えてくれる。

category: あれこれ

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