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ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 本、映画、身近な虫とか

セミの幼虫が登る  

ある雨の日に。

結構な勢いで、セミの幼虫が道路を横断していた。10時頃、こんな時間にこんな所で。
何かエラーが起こったのか。
気になって見ていたら、方向を少し曲げてこちらに向かってきた。
もしや?そしてちゅうちょなく私に登り始めた。

力強く、ワシワシ登ってくる。
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【とにかく登りたい】
このままじっとしていたらここで羽化するのだろうか。
ちょっと妄想したが、近くの木にしがみつかせてさよならした。
生きていけると良いが。

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【梅雨明けはも少し先か】

category: 虫など

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鳥取県湯梨浜町へ再び  

先週の話です。
昨秋訪れた本屋『汽水空港』さんでおもしろそうな集まりがあると知り、先週行ってきた。
昼食・休憩含め、下道で4時間半。珍しく車ではなくお宿(ゲストハウス)に泊まった。

困り事カタログ…(詳しくは上のリンク先を)。そそるではないですか。色んな人に会えそうだし。主催者氏の「(趣味趣向に合わないからと)すぐ(心の)シャッター降ろすのやめようぜ。」にうなずきつつ。

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【18時50分の東郷池】

この後19時から、23時過ぎまでだったか、全員順番に困り事発表し、意見し、良い時間だった。
後日「ああ、あれも発表すれば良かった!」と思い出したりして、またの機会に。

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【今回のお買い物】

次の日は町内散策。梅雨の晴れ間続行中。
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恒例の図書館チェックも。

昼からは倉吉へ移動して、こちらも初めての散策をしばし。
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松江のぎょうさん(リンク先の下の方に写真あり)も久しぶりに食べたいね、とチラと思ったが、倉吉から2時間かかるようなので断念した。

こじんまりと1泊の湯梨浜旅でした。山陰、いいよね。

category: あれこれ

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『人生と運命 1・2・3』ワシーリー・グロスマン 齋藤 紘一(訳)  

第二次世界大戦で最大の激闘、スターリングラード攻防戦を舞台に、物理学者一家をめぐって展開する叙事詩的歴史小説(全三部)。
兵士・科学者・農民・捕虜・聖職者・革命家などの架空人物、ヒトラー、スターリン、アイヒマン、独軍・赤軍の将校などの実在人物が混ざりあい、ひとつの時代が圧倒的迫力で文学世界に再現される。
」(出版社HPより)

著者ワシーリー・グロスマンはウクライナのユダヤ人家庭に生まれ化学技師となり、戦時中は従軍記者として戦地に赴く。KGBの家宅捜索を受けて原稿は没収されるも紆余曲折を経て、亡くなってから16年後に出版された。

3冊で1472頁、量も内容もずっしり読み応えがあった。しかし理解の程は心もとなく、中途半端な達成感…。
スターリン 赤い皇帝と廷臣たち』の時と同様、今回も大量の登場人物(一覧頁有り)と見慣れぬ地名などに頭を抱えながらの数ヶ月間だった。

物理学者一家、同僚。ドイツの捕虜収容所。ソ連の軍人。ラーゲリ(ソ連の強制収容所)。ユダヤ人移送列車。
全体主義の恐ろしさが蔓延する時代に人々は何を感じ、どう行動していたか。

印象的だったのは、ある二者の対比の場面。
働き者で近所の評判も悪くないある夫婦は、しかし「二人が話をするのはいつも物資と食料品のことで、彼らの世界はものであふれていた」。そして飢饉や傷痍軍人、家のない子供たちに関心を持つことはなく「他人の苦しみに対する彼らの無関心ぶりはこれ以上ないほどにごく自然なものだった」。
一方、ある女性は、自分になんの関係もない人々の苦しみに心を寄せ、彼女自身の出来事かのように心を傷めた。そうした感覚は家族や教育、読書体験などによるものではなく「たんに彼女がそうした人間だからであって、それ以外はありえなかった」。
どんな人でも後天的に人格が高まる可能性はあると思うが、持って生まれたものは確かにあるのだろうな。
それを、だからどうすれば良いかということなのだろうが。

墓の縁に立たされた人々にあれほどの楽観主義が見られたのは驚くべきことである、のくだりはぞっとした。

かわるがわるの視点で話が進むので、一気に読むのは難儀だが、ぜひ挑戦してみてください。

みすず書房
発売日 : 2012-01-17

みすず書房
発売日 : 2012-02-11

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発売日 : 2012-03-10

category:

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映画『主戦場』  

過日、シネマ尾道にて。
日系アメリカ人監督による、慰安婦問題を取り上げたドキュメンタリー映画。

進行が、早い早い。
復習用にパンフレット買えば良かったな。都度都度、名前と肩書が出るから、混乱はしなかったが。

アメリカのYouTuber親父とそのマネージャー(日本人)、国会議員、ジャーナリスト、歴史学者、弁護士、元慰安婦の娘、歴史修正主義者、元日本軍兵士、櫻井よしこ、ケント・ギルバート、杉田水脈他。

カメラを前に、よくぞそこまで語らせた、語った。
日本スゴイ・性奴隷ではなく金銭を介しての売春婦だ(だから問題ない)・国家は何をしても謝罪したらいけない、などなど
ネット界では既知の発言内容なのであろうが、ちょっとした表情や間、言いよどみや迷いなき発言態度を映像で見るというのはそれだけでも価値がある。

そうした「破綻した感情的な主張」と「人権や歴史認識をふまえた説明」を繰り返し登場させ、飽きさせないという点で映画作品としてもおもしろい。
定義が明確でないので右や左というくくりも意味ないと思うが、あえて使うならば、「右側」の皆様には腹立たしい映画だよね。

慰安婦問題知ってますかの街角インタビューで、日本の若者たちが「知りません」と言っていた。そりゃそうだよね。きちんと教えられてないんだもの。
そう言えば自分はいつ知ったのだろうか。親が家で話題にしたり、学校で習った憶えはないが。新聞とか?

戦犯・岸信介の無罪放免、教科書問題、日本会議、靖国参拝、問題の根深さを突きつけられる。
必見の一本だ。おすすめおすすめ。

category: 映画館・上映会など

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映画『ビリーブ 未来への大逆転』  

80代半ばにして現役で米最高裁判所判事(9名の内の1人)を務めるルース・ギンズバーグの若き日々の実話。

しかしこういう映画を見る度に、アメリカって思っていたほど先を行っていた訳ではなかったのだと知る。
女性は職に就くのすら難しく、クレジットカードが作れない。
男性は専業主夫にはなれず、介護に関する所得控除が認められない。
1970年代の話だ。

男女平等の為に闘い続けるルースを支える夫(弁護士)がまた素晴らしい。
夫婦の、家族の物語でもあった。

「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を忘れずに邁進したルースだが、大切な言葉を親からもらった子供は幸せだと思う。

キャシー・ベイツ(『ミザリー』『タイタニック』など)もいいですね。パッと場面が華やぐ貫禄、存在感。ルースが憧れる女性弁護士役として登場する。

いい映画だった。誰かが闘ったからこその今。
何もせず自動的に勝手に権利や平和や自由が湧いて出てくる訳ではないのだね。

category: 映画館・上映会など

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