ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『光をくれた人』  

オーストラリアの孤島で灯台守。うわ、いいな。そんな人生もあるのだ。まずはそう思ってしまうが、なかなか実際は大変らしい。時代設定も100年前だし。
雄大な景色が素晴らしい。

誰に感情移入しても泣けてくるし、切ない。それぞれの心のままに道を選ぶとそうなるのかとも思うが。
家族愛、夫婦愛、嘘と真実、罪と赦し、という普遍的なテーマが描かれている。
戦争によって人生を変えられた人達の物語でもある。

イザベラ(灯台守の妻)、情が深く魅力的ではあるのだが、故に行動が情に流されがちでそこがちょっとなあ。
登場場面は少ないが、赤ちゃんの“実のお父さん”の存在が光に思えた。彼のセリフは、手帳に記した。
書いちゃいたいけど、予告でも公式サイトでも公開してなさそうなので、控えておきます。

トム・クルーズ主演『カクテル』(1988年)の、準主役の俳優さん(ブライアン・ブラウン)も久し振り!カッコ良い金持ちおじいさんを演じておられました。

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『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』  

イタリア最南端のランペドゥーサ島(与論島くらいの面積)は北アフリカから最も近いヨーロッパの領土であり、アフリカや中東からの移民・難民が後を絶たない。
命からがら島に辿り着くか、過酷な船旅の末に船底で遺体となって人生を終えるか。
島に住む少年の普通の日常と、海の向こうからやって来た移民・難民が交わることはない。

難民船の海難事故などはたまにニュースで知るが、難民船が着く場所に関しては考えたことがなかったな。
感染症予防の為か全身白の防護服(?)姿の人々が救助にあたり、所持品・身体検査を行い。
通訳無しでの診察に難儀する医師。
そんな光景が、いつまで繰り広げられるのか。
遠い場所での出来事に、漠然とした思いしか抱けないが。しかし確かにこういう事が起こっているのだ。
淡々としたドキュメンタリー映画だが、多くの人に観て欲しい。しかしシネマモードでは今日までだった。

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『わたしは、ダニエル・ブレイク』  

制度の網からこぼれ落ちた(落とされた)人々(社会的弱者)に寄り添う監督の心を感じる。

映画では多少誇張されていると考えても、イギリスの役場も手強そうだね。
融通がきかない、人を人と思っていない。書類申請はオンラインで、詳しくはサイトをご覧くださいって、だからPCが扱えないっていうのに。効率化の末の不寛容、誰のための制度なのか。
現場の役人の問題(もあるかもしれないが)では無いのだよね。
冒頭の、ダニエルと医療関係者とのやり取りは「そこはサクッと済ませようよダニエル…」と思ったが。

それにしても、寝室税というのがあるのね。

心が痛む映画だった。ダニエルの愛情深さが救いだ。

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没後40年「チャップリン特集」『独裁者』大野裕之氏トーク付き  

14日(日)シネマモードにて。週替りで3本上映の、最終3本目。
2本目の『モダン・タイムス』は未鑑賞。
ゲストの大野裕之氏は日本チャップリン協会の会長で、過日読了した『チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦』の著者でもある。

そうか。やはりドリフはチャップリンなんだな、と『街の灯』で持った印象を再確認する。
それにしても子供が笑う笑う。そうかあ。今時の子供にもドリフは受けるのかもしれないなと思い、いい加減ドリフから離れたい。

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渾身の力を込めて、リアルタイムの権力を笑い飛ばしたチャップリン。
今の日本で同じことが出来たらおもしろいよね。しばらくお会いしていないが、あべこべ首相を思い出していた。
笑いの力っていうのは、私達が思うよりも遥かに強く、時代を動かすものなのかもしれない。

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『皆さま、ごきげんよう』  

二人の老人と、関わる人々の群像劇。
80歳を過ぎたご高齢の監督の作品で、ストーリーがよくわからないというか、ない?
この良さを理解出来ないのは自分のセンスの無さ故かと思わせるような、味のあるよな無いよな映画だった。
しかし人には勧めづらいかな。ザ・フランス。

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