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ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

今週末は福山シネマモードで『BEYOND THE WAVES』上映会  

監督はベルギーの方で、山本太郎さんのドキュメンタリー映画です。
予告動画、料金等詳細はリンク先↓を御覧ください。
2/16(土)山本太郎を通じて現代日本が見える!ドキュメンタリー映画『BEYOND THE WAVES』@福山

前売券はまだあるそうですよ。

↓画像をクリックすると拡大します。
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category: 映画館・上映会など

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』  

Queen世代でもなく、持っているアルバムは『Jewels』のみ。鑑賞を迷ってはいたが、Queenのギタリスト、ブライアン・メイ氏の辺野古の一件に後押しされ、シネマモードへ。そういう人が奏でる音楽や、まつわる物語を知りたくなったのだね。
しかし主役は勿論フレディ・マーキュリーです。80年代半ば?ノエビア化粧品の、女性パイロットのCMはカッコ良かった。アイ ワズ ボーントゥ ラーブユ~ホ~ニャラララ~♪あの高揚感がたまらなかった。フレディと言えばノエビアという人も多いのではないでしょうか。中高年限定ですが。

記録映画ではなく俳優陣の演技による伝記映画なのだが、泣いた。音楽で泣けたのは久しぶりだ。生演奏でもないのに。
曲の内容を全然知らなかったのだが、歌詞が胸を打つ。魂を感じる歌詞だった。
光と影と、喜びと悲しみと。フレディの出自や性的マイノリティによる孤独な苦悩、だからこその湧き上がる音楽だったのか。

ドンドンチャ!ドンドンチャ!の「We Will Rock You」(作詞作曲ブライアン・メイ)が創り出される瞬間も気に入って何回も観てしまう。
↓公式サイトより。


ブライアン・メイはバンドの中でも知性と落ち着きのある大人な役割だったようだ。佇まいが素敵だった。この人が後に辺野古に心を寄せ…と思うとまたじんわりしみるよね。

フレディ・マーキュリーの顔の記憶すらおぼつかない私には全体的にはさほど違和感もなかったが、生粋のファンが観たらどうなんだろうね。
忌野清志郎の映画がこういう形で出来たらちょっと複雑かもなあ。題名はやはり『トランジスタ・ラジオ』か『雨上がりの夜空に』あたりか。


いやー、良かった。迷っている人はぜひ劇場へ。

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映画『教誨師』  

きょうかいし。受刑者の心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く人。

刑務所や少年院等の矯正施設において、被収容者の宗教上の希望に応じ、所属する宗教・宗派の教義に基づいた宗教教誨活動(宗教行事、礼拝、面接、講話等)を行う民間の篤志の宗教家である。(公式サイトより)

プロテスタントの牧師・佐伯(大杉漣)と死刑囚6人との会話劇。
死刑囚に廉直に向き合い尽力しながらも思うように寄り添えず、いつしか佐伯自身の過去が引き出される。
駆け出し教誨師の、成長物語でもあるのだね。

大杉漣さんだけでなく、6人の死刑囚それぞれに魅力的だった。個性が際立ち、舞台を観ているような感覚も。
ある俳優さんは、演技経験が少なく普段は会社員というから驚いた。その普通っぽさが良かったのかな。
6人の犯罪に関して詳細は描かれないが、ある青年の犯罪は「記憶に新しいあの事件」がモデルとすぐにわかった。
ほんの少しの掛け違いと不運が重なり、誰もが7人目になりうるその怖さ。

こういうことがあるのなら死刑制度はやはりまずいだろう、とか
更生の見込みがなさそうな犯罪者はではどうするか、とか。少しずつ、色々と問いかけてくる。
そして教誨師の心の内を知りたくなる。
なぜ教誨活動を行おうと思ったのか。
自身の心の均衡は保たれるのか。
一般人と死刑囚で語る内容は違うのか。
死刑囚と、心が通じ合う時はあるのか。
死刑制度の是非は。

2019年の1本目は昨年の『スイス・アーミー・マン』とは対極にあるヘビーな作品だった。

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映画『華氏119』  

「ウソの安全を手に入れるために自由を手放す」
作中、誰のセリフだったかな。

2016年の大統領選、トランプ氏勝利を知った時。まずは笑ってしまった。
よくわからないけど、とんでもなさそうな人が選ばれた。アメリカ人すごい。(私達日本人も負けていないがそれはさておき)
更には連日ラジオから流れる日本のジャーナリスト達のため息と失望感。そんなに「まさか」な結果だったのかと知った。
まあでも、ヒラリー氏だったらまたどうだったのでしょう。

トランプ叩き一辺倒の映画ではなかった。
クリントン、民主党、オバマ、銃規制問題、汚染水問題他、アメリカの病巣詰め合わせ。勿論マイケル・ムーアの目を通しての諸問題なのであくまでもそれとしての事実の一部ではあるのだが。

目的や思いを共有した時のアメリカ人の団結力というのもすごいね。パワーがある。

ああ、映画屋は見せ方がさすがだなあと警戒はしてしまうものの、映像の力を改めて再認識。やはりね。これは映画館で観て欲しい。
汚染水問題に紛糾する貧しい土地にエアフォース・ワンでオバマが降り立った時の住民達の高揚感。大統領がやって来た!という期待感。スクリーン越しでも、ちょっとワクワクしてしまった。
しかしその後の失望感。オバマのあの変なパフォーマンス(と本人は言わなかったが)、カイワレ大根事件を思い出した方も多いのでは。菅さんだったかな。まあちゃんと食べてたよね。

ところでその汚染水問題というのは、ミシガン州フリント(マイケル・ムーア出身地!)で起こった公害で、鉛入りの水を飲まざるを得ない住民達に健康問題も発生しているという悲惨な事故というか事件です。ほんの数年前の出来事というのが信じられない。
水俣病などの時代と違って、情報網の発達した今日。それでもいとも簡単に現実は隠され情報は操作されてしまうのだ。
世界情勢やニュースに日々気を配り、関心を向けている人は当たり前に知っている規模の大きな事件だと思うのだが、私は何も知らなかった。
いや、もしかしてニュースのタイトルくらいは見聞きしていたかもしれない。結局、PCやスマホを所持していても、なんとなく触っていても、自覚的に使わなくてはそういうことも見逃しているのだな。

集中していないと聞き(読み)逃してしまいそうなある歴史家のセリフ。
「歴史は膨大な解決策の宝庫だ」という意味の発言があったと思うが、これをもっと私達一般人に届くようにどうにか手段を講じてくれないだろうか。すごく大切な事だと思うのだよね。
歴史家というのは、未来が見えているのではなかろうか。その知識を未来のために活かすための何か、というのはどうされているのだろう。

久しぶりに観たマイケル・ムーア作品。未見のものも観たくなった。

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映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』  

95歳の父と認知症を患う87歳の母を、監督である「娘」が撮る。健康寿命のその先の世界と家族の物語。
「娘」に自分を重ねたり、生きていればいずれ迎える老いた自分達を想像したり、亡き父母を思い出したり。感情的にはなかなか忙しい映画だった。

ボケてしまって、泣いたり怒ったり迷惑をかけているという罪悪感に悲しんだり。
何もわからない訳ではないんだよね。
そんな妻の為にりんごをむき、コーヒーメーカーでコーヒーを入れ、縫物もする。

老いて生きることは、毎日が文字通り懸命なのだな。
長生きの切なさと、連れ添う老夫婦の情と、遠く離れて暮らす娘の迷いをありのままに見せてくれた。

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