FC2ブログ

ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

映画『ゲッベルスと私』  

書籍は既読だが、やはり映画も観て良かった。ナチスの宣伝大臣ゲッベルスの秘書を務めたポムゼル103歳(映画撮影時)の独白だ。役者でなく、御本人。(その後、106歳で他界されている)
ナレーション、聞き手の声も入らず、時折世界各国で制作されたアーカイブ映像が挿入される。
数千人の若者が整列するヒトラー・ユーゲントの入団式?の光景も、少年達の高揚感が伝わってくるようだった。

白バラ抵抗運動(学生による非暴力反ナチ運動)のショル兄弟についても言及している。
独裁政治下に無謀な試みをして若くして命を散らすことはなかった、という同情的なニュアンスではあるが「愚かなことをした。あんなこと(抵抗運動)をしなければ生きられたのに」と語る。

ヒトラーに心酔していた訳でもなく反ユダヤ主義だった訳でもない。
「ただ責任を持って仕事をしていただけ」「あの体制からは逃れられない」と言う、ある意味普通の人だったポムゼル。
知る程に、独裁者だけの問題ではなかったことが見えてくる。

シネマ尾道にて。

category: 映画館・上映会など

tb: 0   cm: 0

映画『判決、ふたつの希望』  

レバノンの首都ベイルート。パレスチナ人の現場監督ヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人トニーのささいな口論から始まった対立が法廷に持ち込まれる。やがてそれぞれの重い歴史と周囲の人々の心の影も顕在化されていく。

紛争、民族、政治、宗教。
中東情勢に理解が及ばず、それでも過去の悲劇はどこまで人をからめとるのかと苦しくなるような映画だった。
軍人出身でイスラエルの元首相アリエル・シャロンに関するサラッと予習は必須ではないか。公式サイトに記述がないのはやや不親切な印象。

ヤーセルとトニーのそれぞれの妻や、弁護士などの女性達を見ていると、男達はどうにかならんかと思ったりもする。
そういう単純な話でもないのだがね。

良かった。おすすめです。
16日(金)まで福山駅前シネマモードにて。

category: 映画館・上映会など

tb: 0   cm: 0

映画『カメラを止めるな!』  

低予算・新人監督・無名の俳優達、という先読み出来ない三拍子が揃った話題作だ。
熱量が半端なく、そうだ、映画は娯楽なのだ。
私を含め観客おとなしめ(無反応気味)のシネマモードだが、この日は感情表出気味だった。

なるべく情報を仕入れず頭の中まっさらにしての鑑賞を。
いつもは予告編を貼り付けるのだが、今回に限ってはそれすら観ない方が良いでしょう。
エンドロールまで席を立たないでね。

“監督”の「アクション!」と、“細田”の面白みがなんとも言えず良かった。

1

category: 映画館・上映会など

tb: 0   cm: 0

上映会『種子(たね)―みんなのもの? それとも企業の所有物?』  

雨の週末(土曜)。みどり福山主催、ブギーマンズカフェ「ポレポレ」にて。
超満席、質疑応答も活発に賑わっていましたよ。それだけ関心が高いテーマなのですね。

↓クリックすると拡大画像が表示されます
1
2

多国籍企業による種子の独占を可能にするモンサント法に抵抗するために、ラテンアメリカの農民や市民など多くの人々が立ち上がる。
40分くらいの短い映画なのだが、かなり駆け足で内容を盛り込んでいるので、理解もメモも追いつかず。上映後の春日氏の解説でやっとなんとか?

種子を守る女性達をはじめとする人々の「大切なもの、自分の価値観」を迷わず疑わずまっすぐに信じて行動する強さ、生き方に心動かされる。自分にとっての種子はなんなのか、そこから考えてしまうよね。

category: 映画館・上映会など

tb: 0   cm: 0

『ダムネーション』上映会+トークセッション 吉備中央町  

久し振りに吉備中央町へ。3年前のアースデイ岡山以来かな?

ダムね。気になるので観に行こう。

↓クリックすると拡大画像が表示されます
1

ダム大国アメリカ。なんとグランドキャニオンにまでその醜悪な人工物が鎮座していたとは。
「あの巨大な建造物に対して何の親近感も共感も湧かない」
という予告編にも流れるそのセリフは、どこかでダムを見る度に感じることそのまんま。更にはというかこっちの方が強いのだが、恐ろしい。水を湛えた巨大な建造物というのは、理屈抜きで異様で恐ろしいのだ。こう、胃のあたりや頭の奥がギュッとする感じ。
海辺のテトラポッドも相当恐ろしいが、何しろ規模が違う。

そんなダムを、不要ならば撤去しちゃえばということでしちゃっているらしい。
何が何でもダムはいらんとかそういう話ではなく。
この日は諸都合によりショートバージョン52分の上映だったが、87分のフルが観たかったな。欲を言えば。

上映後の三宅洋平氏とマット・ビボウ氏の対談(パーマカルチャー他)も充実だった。

ダムでなくても、不要なモノを手放す、無くす、というのは増やすよりも気合と決心がいるよね。
とりあえず身近なところから、居住者のいない空き家などは放置せずに手放してみては。

category: 映画館・上映会など

tb: 0   cm: 0