ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

ふくやま文学館特別企画展「かこさとしの世界」  

からすのパンやさん、だるまちゃんシリーズなどが有名だが、科学絵本や伝承遊びの本など幅広く描かれているのですね。
小さいのがたくさん描かれているのが楽しくて、ついつい友人知人の子供さんへの贈り物に選んでしまう著書の数々。

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『からすのパンやさん』はロシアのモイセーエフ舞踊団の舞台に感銘を受けた著者が「個々の生きた人物描写と全体化の大事なことを学び」生まれた絵本とのこと。長く読み継がれる良書には理由があるのだな。

文学館は久し振りなので、常設展の井伏鱒二展示室などもさらっと見学した。「しびれ池のカモ」というのがおもしろそうなので今度読んでみよう。

ふくやま美術館のミケランジェロは結局行かなかったな。

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ダリヤを見たかった  

過日、『世羅高原農場 秋のダリア祭』へ。
きっかけは夏に読んだ『小川未明新収童話集 2 大正13−昭和2年』だった。
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異国の地から友情を込めて贈られてきたダリヤの種
蝶に自分が知らない町の話を聞かせて欲しいと頼む赤いダリヤ
ボンボンダリヤのような小さな紅い茸

いくつかの短編に“ダリヤ”が登場したので、改めて本物の花を見てみたかったのだ。

両肘を花弁の縁に乗せていい湯だな状態。
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【すっぽり】

以下折りたたみます。(スマホ画面では折りたたまれません)
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田中美術館で棟方志功展  

昨年2月以来の田中(でんちゅう)美術館。地元のラジオで棟方志功展の告知を聞いて、先週出掛けた。
ラジオね。やはり地域の細かい情報には強いですね。選曲とかはアレだったりするが、「某公共放送ですが、よくあれで受信料とるなあと思います!」みたいなリスナーのメールがぺろっと読まれちゃったりとか。

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↑こういうのが有名だと思うが、まったく違う作風もあり、結構新鮮だった。

近くのパン屋さんでパン買って、公園へ。
公園の真ん中に立つ鏡獅子像を眺めながら遅い昼にした。

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堂々公園と砂留  

曇天続きの9月、雨が落ちそうに無い日を狙って堂々川砂留群見学へ。

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堂々公園:堂々川6番砂留上流部の堆砂敷を利用して作られた公園で、四季を彩る木々や刈り込まれた低木、延長344mの野面石の石組み水路などで整備され、緑と石と水辺の調和のとれた日本庭園風の公園です。流れ来る砂とのひるみない闘いの中で構築された古人の業績を偲ばせるとともに、現代の人々の憩いの場となっています。(ひろしま観光ナビより)
←この説明文は、話半分に…。太字部分だけ読んで頂ければ。

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砂留:江戸後期に建設された砂防ダムのこと。

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公園から車道を歩いて少し下る。
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【とびがさこすなどめ】

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【見えてきた】
広島県の文化財 - 鳶ヶ迫砂留に少し説明がある。

柵とか何もないので気をつけて。
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【上に立つ】

しかし、砂防ダムというのはどうもわからない。子供向けの解説本でも探してみるか。機能がどうであれ、コンクリートのは見た目も醜悪だしなあ。

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原安三郎コレクション 広重  

前期後期で展示品総入れ替えとのことで、2回足を運んだ。2回目は那珂川町馬頭広重美術館館長による講演会の日に合わせて。
9月4日が最終日、詳しくはふくやま美術館 特別展を御覧ください。

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広重の「六十余州名所図会」と「名所江戸百景」の他に北斎、国芳の展示もあり。好みで言えば、各地の風景を切り取った「六十~」よりは江戸庶民の生活や日常の一コマが垣間見れる「江戸百景」の方が動きがあっておもしろかった。
作品ごとの説明や技法に関する記述が充実していて、じっくり観るなら2時間は欲しい。

受付に出品目録があるので忘れずに頂きましょう。作品名や制作年などが確認できる。
以下、鑑賞メモです。脇役の生き物が、ぱっと見になんだかわからないのがおもしろい。


〈六十余州名所図会〉
  • 43「石見 高津山 汐浜」塩焼小屋、塩田
  • 55「阿波 鳴門の風波」白い鳥 チドリのような
  • 68「壱岐 志作」雪は想像によるものか

〈名所江戸百景〉
  • すべて縦位置
  • 5「日本橋江戸ばし」カツオを入れた半台一部見せ
  • 8「神田紺屋町」藍染川
  • 9「馬喰町初音の馬場」子豚のようなイノシシのような仔犬?
  • 10「大伝馬町こふく店」上棟式を終えた大工一行/幣串、破魔矢
  • 11「市中繁栄七夕祭」風にたなびく七夕飾り/華やかで動きがあり、好きな作品
  • 19「鉄炮洲稲荷橋湊神社」帆柱一部見せ
  • 21「山下町日比谷外さくら田」羽子板一部見せ
  • 29「虎の門外あふひ坂」ネコの首長い
  • 31「芝愛宕山」強飯式という地主神をまつる~
  • 55「猿わか町よるの景」満月/人々の影が地面に写る/芝居小屋の前
  • 59「墨田河橋場の渡かわら竈」灰色体白頭、都鳥とは
  • 73「四つ木通用水引ふね」飲料水の上水路→後に舟で人や野菜を運ぶ→川底浅く櫓で舟を漕げない→船首に縄を結び土手から引いて舟を進めた
  • 83「芝うらの風景」灰色体白頭オレンジ嘴の都鳥とは/11羽/よく見ると都鳥ごきげん顔
  • 87「高輪うしまち」大八車一部見せ
  • 101「四ツ谷内藤新宿」馬草鞋/蹄鉄以前、草鞋を履かせていたのか
  • 114「利根川ばらばらまつ」投網の一部見せ

〈他〉
  • 10「待チ網」(北斎)雪景色/舟を並べて結びつけ、上に板を渡した舟橋が川の流れを受けて弧を描く様子をとらえている
  • 18「佃嶋」(国芳)川で亡くなった人を供養するための川瀬餓鬼の紙片が舞い落ちる
  • 原安三郎:1884年徳島の藍玉を扱う商家に生まれる/実業家/日本化薬会長/戦争中には種々の圧力を断固拒み、軍用火薬を製造せず産業用火薬に徹する
  • 拭きぼかし、あてなしぼかし、板目摺、雲母(きら)摺、胡粉摺、布目摺

度々登場する都鳥。果たして何の鳥かまじまじ見ても見当つかず、調べてみると正体は「ユリカモメ」だった。チドリ目のミヤコドリの事ではないらしい。
ミュージアムショップで猫シール2種(広重と国芳)を購入。見比べると、随分違うのだ。
広重:より簡略化されている。コロンとしてかわいい。
国芳:化け猫っぽい。おどろおどろしいが、フフッと笑ってしまう。

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