ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『少女ファニーと運命の旅』  

ドイツ支配下のフランスからスイスの国境を目指すユダヤ人の子供達の、生きるための旅。

映画として観ているだけでも始終ハラハラなのに、実話ベースというから子供達の心細さ、辛さは想像出来ない。
緊迫感を保ったままラストへ。

危険をおかしてユダヤ人の子供達を匿う児童施設の存在や越境請負人など、戦時下のフランスの様子も少しわかる。
雄大な自然の中を子供達が駆け抜ける場面は、サウンド・オブ・ミュージックと重なった。

category: 映画館など

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『障害を持つ息子へ~息子よ。そのままで、いい。~』神戸金史  

J-WAVE『JAM THE WORLD』で、著者ゲストで紹介されていた本。
昨年の相模原障害者殺傷事件後に出版された。

報道を職とする著者の長男は自閉症だ。
自身の体験と葛藤、同じような立場の人々へのインタビュー、そして自閉症の兄を持つ弟の言葉。

親子無理心中事件の内、何%が「子供が障害児」であったか。統計はないらしい。
親が子供の障害に気付いていなかった事もあるかもしれない、と著者は言う。
診断を受けることすら思い浮かばず、「育てにくい子」を虐待する。道連れに命を断つ。
あまりにも壮絶だ。

障害者の家族が、自分を苦しめているのは「内なる優生思想」だと気づき、その思いを封じ込める。
これは、当事者家族だけでなく、私達も気づくべきなのだろうな。なかなかキツイが。

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『昆虫こわい』丸山宗利  

虫を求めて旅日記。
著者とその仲間の、尋常ではない昆虫愛がおもしろい。ここまでのめり込めるのも才能だと思う。
虫愛を語るに「かっこいい」という表現がしばしば登場する。
かっこいい?虫をかっこいいと思ったことがなかったので、新鮮だった。
おもしろかったりかわいかったり愛らしかったり健気だったりきれいだったりするのだが、かっこいい、か。好きにも色々なのだな。

治安の悪い国を旅する際の注意点など、役に立つ豆情報もちょこちょこと。
読み物としておもしろく、何回かフホッと笑った。

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『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』  

「警察が私達を守ってくれるので、この国には軍隊はいらないのです」
…何!?警察が国民を守ってくれると。そうか。そういう国もあるのだ。

10日(日)尾道の香味喫茶ハライソ珈琲にて上映会が催されたので、参加した。
あらすじ、予告動画等の詳細は公式サイトへ。
コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

軍隊を廃止した国、コスタリカ。
どうやって実現したのか。
そうは言っても他国が攻めてきたら。

一言一句聞き逃すのが勿体無いような、人々の力のある、でも実は当たり前の数々の言葉。
全編文字起こししたいくらいだ。
そう思いながらクラクラしていると、それでもやはりあらゆる問題はあったりして、そういう闇の部分も描かれている。

コスタリカ関係の本は読んだりしたが、再読していないので忘れているし、映像の力を感じた。
うまく、過去の偉人達の画像も混ぜ込んだりして効果的だよね。

国際法か。その辺りもまったく明るくないので、とりあえず図書館で国際法入門を予約した。

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category: 映画館など

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『ぐるぐる♡博物館』三浦しをん  

返却期限が迫っていたのでザザーッと斜め読みした。
ちょっと変わった博物館あれこれの取材・体験記事。

興味のない分野の博物館でも、館長さんや学芸員さんの解説付きならおもしろいのかもしれない、と思えてくる。
いや、でも例えば野球博物館とかあったとして、そもそも行かないな。何らかの理由で行ったとして、凄腕氏による超絶解説があれば楽しめるのか。うーん。中年女の凝り固まった感性が試される。
子供の頃は巨人の星とかアパッチ野球軍とかがんばれベアーズとか好きだったのにな。

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