ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『サイコパス』中野信子  

少し前になるが、J-WAVE『JAM THE WORLD』の萱野稔人さん(哲学者)ナビゲートの日に紹介されていた本。著者がゲストで、萱野さんのトークがいつもより弾んでいたように記憶している。やはり萱野さんの曜日は、哲学とか心理学とか脳科学とか、そういうテーマに特化した方がおもしろいと思う。

脳の仕組みや機能に関する章は時間をかければわかるかもしれないが、いや、無理か?で、断念してサラサラーと。
しかし、読み落としたか。サイコパスの定義が、こう、バシッと記されていなかったような気がするが。まだまだ研究途上ということで難しいのかもしれないが、冒頭に3行で示して欲しかった。特徴などは詳細に書かれていたが、その前に定義を。

人間の脳は「信じる方が気持ちいい」ように出来ていて、自分で判断をおこなうことが負担で、それを苦痛に感じるという特徴(認知負荷)を持っている。なるほど怪しげな新興宗教がなくならない訳だ。

100人に1人がサイコパス。へえ。まあそういう傾向はあるなと思い浮かぶ知人はいる。
そんなにたくさんいるならば、うまく共存していければ良いね。その特性を活かした職に就いて活躍してくれたりと、人間社会にとってマイナス面ばかりではないそうだ。

怪しげなサイトのサイコパス診断というのをやってみた。サイコパスどころか「サイコパスに利用されやすい人」だと。えー。

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『太陽の蓋』上映会 福山哲郎氏・橘民義氏トーク  

昨日23日(日)まなびの館ローズコム(福山)にて。
東日本大震災、その時の官邸内の真実を一人の新聞記者の目線を通して再現した映画。官僚達が実名で登場する。
ゲストは映画制作の橘民義氏と、なんと参議院議員の福山哲郎氏(民進党)!鋭く熱い弁舌で国会を盛り上げ、視聴率を上げる(多分)あの男、福山哲郎氏ですよ。これはもう行くしかないでしょう。そう言いつつもその経歴など全然知らなかったのだが、元内閣官房副長官ということで、この映画に実名登場する官僚の御一人だった。そうだったのか。

ちなみに福山哲郎氏役のイケメン俳優さんは『SP革命篇』に御出演の神尾佑氏だった。


恐ろしい事実だが、そんなにも国は状況・情報を把握していなかったのか。国民に隠すな!どころか、隠す情報すら無かった訳だ。
次の有事の際には活かされれば良いが。

トークタイムも充実で、民進党の「2030年原発ゼロ」の話しもすっきりしないではあるが、やはり生でそういうお話をうかがえるのは貴重だ。行ってよかった。主催者の皆様、ありがとうございました。

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【左から司会者、福山氏、橘氏】

主催者の方のブログはこちらです。
『太陽の蓋』福山哲郎さん×橘民義さんの白熱トーク

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『スノーデン』  

実話ベースということで、期待に違わずおもしろい。

やっぱそうだよね。長年気になりつつも放置していたPCのカメラ。少し前からシールで覆い隠している。いや、何となく。
ちなみに、予告編では姿を見せないニコラス・ケイジも出演している。



世界中のニュース映像がゴチャゴチャッと流れる場面で、中国(台湾?)のニュース番組に日本語音声があてられていたのが気になるが。見間違いであって欲しい…。

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『LION/ライオン ~25年目のただいま~』  

サルーの子供時代が結構丹念に描かれていて、インドの闇と貧困問題を突きつけられる。
迷子になったサルー少年の数奇な運命は副題でネタバレしているが、幼少時代の生命力の強さと卓越した勘の良さが運を引き寄せたようにも見える。

主演は『奇蹟がくれた数式』で天才数学者を演じたデヴ・パテル。

やっとやっとニコール・キッドマン登場の場面は良かったね。地味だけど名場面。年齢も近いだけに、一気に感情移入してしまった。涙

実話だそうです。

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『川の光 外伝』松浦寿輝  

川の光』に続く、動物達が主人公の短編集。雰囲気はガラリと変わって哲学的というか、何だか深い。

日本語の美しさ、表現の豊かさが素晴らしくて胸にしみる。
『孤独な炎』は設定も意外で、そういう視点もあったのだな。切なくて温かくて哀しくて、とっぷりと物語の世界に浸れる。
著者 : 松浦寿輝
中央公論新社
発売日 : 2012-06-22

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