ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『サウルの息子』  

アウシュビッツ強制収容所。囚人の中にもナチスが定めた身分差が有り、例えば『カポ』と呼ばれる役職は他の囚人達の監視監督を行う。
ハンガリー系ユダヤ人のサウルは『ゾンダーコマンド』の一員で、収容所内で同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する日々を送る。しかし収容所内で息子を亡くし、ユダヤ式の弔いを叶えるべく行動を起こす。



切り口を変えて制作され続けるホロコースト映画。
ゾンダーコマンドの目を通して収容所内部の空気を感じさせる。知る限りでは、今までにない見せ方ではなかろうか。
観る側の感情の動きを押さえつけるかのように淡々と事は行われ、ひたすら命が消されていく。そういう場面の映像描写は抑えめだが、音(声)が想像力を無理矢理補わさせる。それにしても、何カ国語が飛び交っていたのだろう。

category: 映画館など

tb: 0   cm: 0