ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『日本人はなぜ無宗教なのか』 阿満利麿  

何気ない会話で「自分は無宗教」と過去に何度か言ったことがある。
そう言いつつも実はどうもその表現がしっくりこないような気もしていて、しかしその違和感の正体を追求することなく放置していた。そんな私にお勧めの一冊。

●宗教を「創唱宗教」と「自然宗教」に分けて考える。
創唱宗教:教祖と教典、教団の三者によって成り立っている。代表的な例は、キリスト教・仏教・イスラム教、いわゆる新興宗教など。
自然宗教:いつ、だれによって始められたかも分からない、自然発生的な宗教のことであり、教祖や教典、教団を持たない。あくまでも「創唱宗教」に比べての用語であり、大自然を信仰対象とする宗教ということではない。自然に発生し、無意識に先祖たちによって受け継がれ、今に続いてきた宗教のことである。

●日本人言う「無宗教だ」は、「特定の宗派の信者ではない」という意味。キリスト教徒などがいう「無神論者」ということではない。
 
●明治維新の国家神道(天皇崇拝)でややこしくなった?祭政一致、神仏分離。

●宗教は尊いものではあるが、「四季朝夕の尋常の幸福」を抑圧するようなものならば、そのような宗教からは遠ざかる方がよい by柳田國男

少しだけしっくりこない感が薄まった気がする。無宗教という訳ではないのだな。

category:

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://musizakki.blog130.fc2.com/tb.php/1444-8b55d962
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)