ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『絞首刑』青木理  

著者がナビゲートするラジオ番組を聴いているので、書くものも読んでみたくなり手に取った。
実は『日本の公安警察』(講談社)は挫折したのだが、こちらは無事読了した。

中を開いてびっくり、何の汚れ?かと思ったらこういうデザインらしい。
全ページの上下左右の余白部分がうっすら黒い。おどろおどろしさを強調すべくこんなことになったのか。
どよーんと、ザラッと。せっかくの内容が薄まる感じがする。そういう演出は不要でしょう。
これだけが、残念。

僧侶、刑務官、検察官、死刑囚、死刑囚の身内、被害者遺族。
死刑の現場に関わる人達の声と、いくつかの事件の内容が詳細に綴られている。

特に福岡の女児殺害事件は恐ろしかった。
最後まで無実を訴え、不自然な状況証拠を根拠に死刑執行された一人の男性。
白(犯人でない)の可能性をわずかでも残したまま合法的に国家に命を奪われる恐ろしさ。

読者は必ず考える事になる。死刑制度の是非を。
著者 : 青木理
講談社
発売日 : 2009-07-25

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