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ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『いきものをとむらう歴史 供養・慰霊の動物塚を巡る』依田賢太郎  

〇〇塚ね。どこかで見かけると気になるよね。
動物塚の歴史と意味、日本全国に建立する動物塚の紹介など、地味ながらもおもしろい一冊だった。塚にまつわる由来・伝説は読み応えあり。

例えば、伊勢参り犬の墓(山梨県上野原市)。安政五年十月生まれオスの甲斐犬が、伊勢参り犬と書いた札をつけて長旅伊勢参りへ。神官からお札を戴き、五十余日目に無事帰着し、伊勢と名づけられた、という話なのだが。
「伊勢参り犬」と書いた札をつけたイヌが伊勢参りですよ。おもしろすぎる!いや、何か隠された物語があるのかと思ったりもするがここはそのまま解釈して、伊勢参り犬のロードムービーを妄想する。

もう一つ選ぶなら、蟹塚碑(兵庫県明石市)かな。
平安時代初頭。キツネがカニのお面をかぶって道行く人々を襲う→近くの池に棲んでいた大蟹は、キツネの悪行を知って怒り、キツネと戦う→カニ勝利→勢いづいて人々を襲い始めた→弘法大師がカニをなだめ、岩に閉じ込めた。
無茶苦茶。「カニはキツネを負かしたものの勢いづいて人々を襲い始めた」ですからね。無駄に好戦的というか、凶暴なカニだったのだね。

縄文人がイヌを食用にした形跡はなく、死んだイヌは丁寧に屈葬した。弥生時代の遺跡からは食用に供されたイヌの骨が出土し、逆に埋葬されたイヌの骨は出土しない。縄文と弥生の変わり目はどんなだったかと想像したり。

子供の頃、庭に金魚のお墓を作ったことを思い出した。

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