ムシバナシの雑記帳

日々雑感あれこれです 日課は踏台昇降と読書少々、朝のしらすご飯と焼海苔

『川の光 外伝』松浦寿輝  

川の光』に続く、動物達が主人公の短編集。雰囲気はガラリと変わって哲学的というか、何だか深い。

日本語の美しさ、表現の豊かさが素晴らしくて胸にしみる。
『孤独な炎』は設定も意外で、そういう視点もあったのだな。切なくて温かくて哀しくて、とっぷりと物語の世界に浸れる。
著者 : 松浦寿輝
中央公論新社
発売日 : 2012-06-22

category:

tb: 0   cm: 2

『揺らぐ街』熊谷達也  

震災後の作家や編集者の葛藤と再生。もしかして震災小説はこれで一区切りなのかとふと思った。
出版業界の細部も見せてくれて、本好きには嬉しい。

category:

tb: 0   cm: 0

買い物途中で  

暖かくなってきた。風呂場のホホバオイルが固まらないくらい。台所のオリーブオイルもサラサラ使える。

今年も咲いた。
1
【出雲さん(分祀)にて】

category: シダ・植物

tb: 0   cm: 0

『山怪 弐 山人が語る不思議な話』田中康弘  

赤いヤッケの男』は登山絡みの怖い話だったと思うが、こちらは里山生活者の不思議経験談。
現象を深追いせずに淡々と「あんなことがあった」と書かれている。
中四国の知った場所も登場して「えー、あそこにそんな話が…」と急に恐ろし度アップ。そうだったのか。年に数回通る、あの場所が。ううむ。

category:

tb: 0   cm: 0

『無貌の神』恒川光太郎  

幻想的な、黒い童話6作。
表題作を従来型とすると「カイムルとラートリー」は設定が異色だと思うが、好みだった。上橋菜穂子ワールドを彷彿とさせる。人の言葉を理解し話す獣と、少女の成長、まっすぐな強さ。つくづくこういう話に弱いのだ。

category:

tb: 0   cm: 0